パテ処理


┃パテ塗り

今回はリアフェンダーの穴が大きいので、振動などで剥がれない強いパテが必要なので、アルミパテを準備しました。

穴埋めはリアフェンダーとスイングアーム、その他の面修正に使用します。

選んだアルミパテ防サビJは防サビと書いてありますが、防サビの薬品が入っているわけではなく、水を吸わないパテなので防サビ効果が望める製品みたいです。地金にそのまま塗れ、7mmまで厚塗りできます。

4kgと量が多過ぎですが、フェンダーの大穴まで修正するとチューブでは足りないのでコスパでこれを選択しています。

>>アルミパテ防錆J 4kg


┃0.1gまで計測できるデジタル秤が必要

100:2でパテと硬化剤を混ぜます。厳密な計測が必要なのでデジタル秤を使いますが、普段は料理用なので汚れ無い様にラップして使います。

1回で使う量は10g位と少量なので、硬化剤を計るには0.1gまで計測できる秤が必要です。


主にパテ埋めするのはスイングアーム、フロントフォーク、リアフェンダーです。その他にもハンドル周りやフレームの凹みなどをパテ埋めしました。
それでもパテは300g位しか使用していないので、アルミパテは相当余りました。

┃スイングアーム

スイングアームにも穴がありました、穴は小さいので、そのままパテで埋めてしまいます。

元々所々に隙間があるのでパテで埋めてしまいます。




┃フロントフォーク

これは塗装を落とした時に下から出てきたパテ修正後ですが、パテを取るとその下に錆が出ていました。これもわずかな修正なので簡単です。






┃リアフェンダー

大穴が開いている箇所は、アルミメッシュで裏打ちし、小さな穴はそのまま埋めていきます。

>>アルミメッシュシート

フェンダー内側はそれほど仕上がりを気にしなくても良いかと思っていますが、外装側は綺麗に仕上げないといけません。


アルミメッシュシートを当て面に合わせてメッシュシートをフィットさせます。

穴のサイズに合わせてハサミでカット。




┃アルミメッシュシートの固定

2液エポキシ接着剤で止めておきます。
仮止めですが一応金属用のメタルロックを使用しました。


エポキシが固まるまで、アルミメッシュシートをテープで固定しておきます。

>> 金属用高強度 接着剤 メタルロック



アルミメッシュは柔らかく、指で押すとフィットさせられます。











┃パテ埋め

接着剤が固まったらパテで埋めていきます。

薄付を2回ほど行い、パテで埋めたら#150〜#240のサンドペーパーで荒研ぎをし、目と指で確認しを数回繰り返します。



┃パットにサンドペパーを巻いて

水を使うのが嫌なので空研ぎで、サンドペーパーを巻くパッドを使いながらパテを研ぎます。

空研ぎで埃がすごく出るので、部屋の中での作業は無理なので、縁側で作業します。









┃フェンダーの継ぎ目もパテ埋め

花咲Gで錆処理しましたが、フェンダーの継ぎ目にも以前錆が発生していたのでパテで埋めてしまいます。

その他、テールライトステートやフェンダーの隙間なども埋めていきます。









┃使われていない穴

カブのフレームには別のモデルや年式で使われていた配線用の穴なのか?所々に使われていない穴が空いていたのでそれも埋めてしまいます。






┃パテ作業も苦行

パテでどんどん埋めたら研いで、研いだらまたパテ盛っての繰り返しで、この作業がエンドレスに続きます。

いい加減嫌になり、少しでも楽をしようと小さなパテの穴を簡単に埋めるために1液パテを買ってきました。

バンパー用のうす付けパテにしました。

>>バンパー用うすづけパテ ライトカラー